「いいなぁもも」

「なんだよ」

「は?なに?」

「あ?今呼んだじゃねぇか」

「え?呼んでないけど」

「あ?」

「ん?」

「・・・まぁいいや」

「そう」

「・・・」

「・・・」

「(プルプルプルピッ)はい、もしもし?」

「・・・」

「うん私もも好きだよ」

「・・・っはぁ!?」

「そう大好き」

「ちょっちょっちょっ」

「うんありがと。じゃあね」

「!!ちょっおまっこっこっち向くなあああああああ!!」

「ちょっももうるさい」

「いっ今おまっ・・・!」

「?なに?」

「っあのなぁその・・・!」

「もも顔真っ赤だよ」

「なにっ!?てこれはもともとだ!」

「あ、そうだったね」

「てめぇ・・・!」

「もう、さっきからなに?私なにかした?」

「なにか、したっておまっさ、さっき言ってたことってのは、その、」

「さっき言ってたこと?あ、電話?それね良ちゃんからで、もも好き?て聞かれたの」

「んなっ・・・!?あっあいつ何言って・・・!」

「だから好きーて言ったんだ」

「う、お・・・!そのっ、お、れも・・・!」

「そしたら良ちゃんがわかったじゃあもも買ってきてあげるねって」

「す・・・すっきゃはぁ!?」

「楽しみだねぇもも!」

「も、も・・・?もっ桃ぉ!?」

「うん。他に何があるってのさ」

「いやっえっあああああああ!!(紛らわしいんだよちくしょうッ!!)」

「うるさいってば!なによ変なももー」











真っ赤な勘違いラッシュ








(まぁでもこっちのももも大好きだけどねー)

(あぁそうかよええええ!?)

(桃買ってきたよーて、あれどうしたのモモタロス?顔真っ赤だよ?)

(ま、マジかってこれはもともとだ!)