「俺と親父、どっちが好きなんだよ!!」
「親父!!」
「即答か!俺はが好きだ!」
「あぁうん。ありがとう」
「親父はが好きらしい」
「っマジで!?やっべあたし今すぐ告ってくる!!」
「ちょっ待て!!嘘!!嘘だから!」
「・・・・・・」
「そんな絶望的な顔すんなよ・・・俺のが絶望してぇよ」
「だってエースがひどい嘘つくから・・・」
「悪かったよ。・・・にしても、俺と親父の反応の差ひどくねぇか?」
「なにが?」
「俺の告白に対してはあっさり返すくせして、親父のはものすごい食いついてたじゃねぇかよ」
「そりゃ親父のこと好きだからに決まってるじゃん」
「俺はどうなんだよ」
「え?エース?あぁうん好きだよ」
「・・・・・・なんだろうな、すっげぇ虚しくなってきた」
親父>>>>>>>>
越えられない壁
>>>>>>>>>>俺。
(愛してる!)(あ、うん、ありがとう) (親父のことどう思う?)(愛してる!)(・・・)