※注 光と姉弟。光→ヒロイン→謙也（出てこないけど） 近親相姦、になるのかなぁ？←

「頼むから姉ちゃんの恋を邪魔するんはやめてください！」

「嫌。姉ちゃん、謙也さんはないわ」

「なんでやねん！ええやん謙也！」

「どこが」

「かわええもん！」

「・・・俺の方がかわええやろ？」

「そりゃ光もかわええけど・・・」

「嬉しないわ」

「おい！」

「とにかく、謙也さんはあかん。人選ミス」

「そこまで言うんか！？なら光は誰やったらええっちゅうねん！」

「俺」

「アホか！！」

「姉ちゃんに合う人なんて俺しか居らんに決まっとるやろ」

「お前はあたしの弟やろど阿呆！！」

「そんなん関係あらへん。俺が姉ちゃん好きで、姉ちゃんが俺を好きやったらそれでええやん」

「いやいやいや確かに光のことは好きやで。せやけど、あたしの好きは弟としての好きなんや」

「俺はちゃうからな。」

「ちょっ光！ええ加減にしぃや！あんま笑えん冗談はやめぃ」

「冗談やない。姉ちゃんを謙也さんになんか絶対渡しとおないねん」

「い、やそないなこと言われましても・・・」

「好きや。姉ちゃんのこと一人の女として、めっさ好き。」

「・・・あー、その、ごめん。あたしは謙也が好きやから、光の想いには答えられん。それに光は弟としか思えんのや」

「・・・」

「あの、ごめん、な」

「・・・じゃあ姉ちゃんは謙也さんと付き合うんか？」

「！！そ、そりゃあ・・・付き合えたらええなーとは思っとるけど・・・」

「告るん？」

「はぁ！？い、いや、それほどの勇気は・・・」

「もし付き合うたら俺に言うんやぞ」

「いやいや！なに告る前提なん！？そっそれに多分結ばれへんて！やって謙也はあたしのこと友達としか思っとらんもん！」

「大丈夫やって。姉ちゃんなら謙也さんと付き合える」

「え・・・？」

「せやから早よ告れ」

「・・・いきなりどうしたん？」

「は？なにが？」

「さっきまであんなに謙也と付き合うたらあかんやらなんたら言っとったくせに・・・応援してくれるん？ え、え！姉ちゃんむっちゃ嬉しいんやけど！やっぱ光は自慢のおとう「あんな、謙也さんから略奪すんのもええな思て」と・・・？」

「今から楽しみやなぁ」

「ん？んん・・・？ん、ええええ！？」

「あの人と付き合うて傷付いた姉ちゃんを慰めて色んな意味で慰めて、俺から離れられんようにして最終的には結ばれたろみたいな」

「みたいな、やないわぁぁぁ！！何恐ろしいこと言っとんねん！！見直したと同時にこれかいな！」

「姉ちゃんのこと好きやからしゃないわ」

「しゃあなくないわ！！想うならもうちょい影から見守るとかにせなあかんやろ！！」

「はー？そんなん俺には合わんからせえへんよ」

「おっまえという奴は・・・！！ちょっこら！腰に手ぇ回すなゴラァ！！」

「好きや。絶対にのこと手に入れたるから・・・」

「ッ！！な・・・っの、馬鹿たれがあああああ！！」









手の甲に、キス
（それはあなたの心を縛る、１つの鎖となって）
























（（ああああああかん！！なに弟相手にドキドキしとんねん！！）） （顔真っ赤やで） （ッ！！なっまえで呼ぶなボケエエ！！） （（動揺しまくりやなかわええ））