「なぁ、」
「なに?」
「甘いお菓子好きか?」
「めっさ好き」
「俺は?」
「嫌い」
「・・・可愛いもの好きか?」
「好き」
「俺は?」
「嫌いや」
「・・・ほな、謙也はどうや?」
「かわええから好きやなぁ」
「金ちゃん!」
「かわええから大好きやで!」
「俺!」
「あっは、ウザイから嫌いや!」
「・・・・・なんでなん?なんで俺だけそないな風に言うん!?」
「やからキモイねんて。」
「どこが!?俺これでもめっさモテんで!?」
「そのナルシスト加減もウザイんです」
「あっ、なんや、嫉妬か?」
「はぁ?何言うとるん?病院行きなさい」
「俺が女の子に囲まれんのが嫌なんやろ!」
「こんな奴に囲んどる女の子が可哀想や思うで」
「好きや。俺、好きやねん・・・」
「謙也が?」
「そや・・・謙也が・・・ってなんでやねん!!」
「なんや、白石ホモやったんか」
「ちゃうわ!」
次こそは!!
(絶対に落としたるからな・・・!!)(まぁたやっとんのかい。お前も諦め悪いなぁ)(謙也、お前の可愛いさ俺に寄こしてくれへん?)(はぁ!?) (がこの前謙也見て『謙也はかわええやっちゃなぁー』言うとったんや。俺もそう言われたいねん。寄こせ)(おまっ・・・もう病院行きぃ)