「俺は10代目にすべてを尽くす」

「ふぅん」

「俺のこの命は10代目のためにあんだ」

「隼人の命は10代目のものなの?」

「おう。この命は10代目に捧げる!」

「へぇ。」

「・・・なんだよ」

「隼人の命は10代目に捧げるのか・・・・」

「だからそう言ってんだろ」

「じゃあさ、隼人は私になにを捧げてくれるの?」

「は・・・?」

「隼人は、私にはなにも捧げてくれないの?」

「なに言って・・・」

「私も、隼人がほしいよ。」

「っ・・・あのなぁ、もう捧げてやってんのに、これ以上なにをお前に捧げるって言うんだよ!」

「え・・・??だって、隼人の命は10代目に・・・」

「その、お前には」

「うん?」

「俺のありったけの愛を捧げてるだろ・・・!」

「!!!」

「っい、言わせんなよなこ、こういうこと!!」

「隼人、顔赤いね・・・」

「うるせえ!」

「私も顔赤いと思う」

「そう、かよ・・・」

「ありがとうね、隼人。」

「・・・・おう」











(・・・お前は?)(ん?)(お、お前は、俺になんか捧げてくんねぇのかって聞いてんだよ!!)(んー・・・そうだね・・・あ、隼人ちょっと屈んで) (あ?なんだよ・・・)(ん。(ちゅ))(っ!!)(私の場合は、隼人にすべてを捧げてあげる)