「明らかおかしいです!」

「唐突になんなわけ?」

「雲雀さん、何故私は数学赤点なのですか?」

「単にきみの頭が悪いせいだと思うよ」

「違いますよ!これは先生の策略とみました!」

「それこそ明らかおかしいだろ。先生っていうのはね、生徒に赤点取らせないように 勉強を教えてるんだからそんなことするわけないでしょ」

「うわ・・・今の発言まともすぎて正直引くわ・・・」

「・・・・・・・」

「わかった。わかりました。謝りますからトンファーしまってください」

「・・・」

「しぃやせん」

「よし、咬み殺そうか。」

「すいませんしたっ!!」

「まったく・・・それで?きみはあといくつ赤点とったの?」

「ふっふっふっ・・・
なめんなよ!
聞いて驚け見て泣いちまえ!全教科赤点だぜ!!

「聞いて驚いて見て泣いてしまったのはきみだろうね。それにしても・・・全教科赤点とかある意味天才だと思うよ」

「ホント自分でも天才だと思います。とりあえず、進級するにはどうしたらいいですか?

「そんな今にも泣きそうな顔されても困るんだけど。」