「ガイラルディア・ガラン・ガラン・・・ガラン?」
「ちっがうっての!ガイラルディア・ガラン・ガルディオス!!」
「・・・わざとだもん。つか頭文字にGとかつきすぎ。つきすぎだから」
「どんないちゃもんだよそれ。つぅかなぁ、お前が俺のちゃんとした本名教えてくれって言ったんだろ」
「・・・やっぱガイのがいい」
「へぇーそりゃまたなんで?」
「言いやすいしガイで慣れてるから」
「そっか」
「・・・怒った?」
「ん?いいや、怒ってないよ。」
「えー・・・」
「なに、は怒られたいのか?」
「やだよ。ガイ怒ると怖いもん」
「そうかぁ・・・?」
「ご飯作ってくれなくなるし」
「にとってはそれが一番効果的だからなー」
「ガイなんて殴られて気絶しちゃえばいいのに」
「誰に殴られるんだよ」
「・・・えっとガーゴイル?」
「死ぬな。気絶どころじゃないな」
「そうだね」
「あ、カエル」
「え?どこ?」
「ほら、えーっと・・・の斜め右の・・・」
「あーホントだーあれ欲しい」
「とってこないからな。そんな期待の目で見られても困るぞ」
「ちっ・・・これだから女嫌いは」
「だーかーらー・・・誤解を招くようなこと言うなっての!!俺は女性そのものは好きなんだから!」
「うわー引くー・・・堂々と女好き発言ですか。あたし女好きとかマジやだわー・・・引くー」
「あのなぁ・・・!!」
「お、あそこにいんのルークとティアじゃん」
「ん?ホントだ・・・」
「なに密会?うわぉおやるねー」
「成長したなールーク」
「っあ!ちょっ、ルークとティアの顔が真っ赤に染まりましたよ隊長!」
「ルークはなにしたんだろうな軍曹」
「男女の営みに関わることでしょうか隊長!」
「いやそれはないかと思われます軍曹」
「なぜですかー隊長ー」
「だってあのルークだぜ軍曹」
「なるほど・・・たしかに、ね・・・だってあのルークだもんね・・・」
「あ、あそこの木見てみろよ」
「おう?あー・・・あれってジェイドとアニスじゃん」
「覗きだなあれ」
「あたしらもだけどね」
「たしかにな」
「あれ、そういえばあたし達ってさっきなんの話してたんだっけ?」
「・・・なんだったっけ?」
「・・・ま、いっか。そろそろご飯の時間だから、あのほんわかムードをブチ壊しに行きますか」
「鬼だな」
「腹が減っては戦はできぬだよ、ガイ」
「じゃ、あいつらと合流してから壊しに行くか」
「だね。」
「ご飯ですよー!!」
(おや、そういえばそんな時間でしたね)(わぁーどうりでお腹がなるわけですねぇ)(さ、早く飯にしようぜ)(おんやぁ君らなにしてんのーこんなとこで)
(なっえっ・・・別になんでもねぇよ!)(え、えぇ)(ルーク顔が赤いですね。熱でもあるんですか?)(大丈夫ぶぅ〜?)(ふっ普通だって!)(あれ?ティアも顔が赤いねー)
(大丈夫かー?)(ふっ普通よ!!)
(お、イオンはあの輪に入らないの?)(いえ、僕は見ているだけで楽しいので)(ふぅん。あ、ガイだ)(イオンもこっちくりゃいいのに・・・結構楽しいぜ)
(あ、いえ、僕は見ているだけで楽しいのでいいんです。)(・・・イオンはホントに可愛いね)(え?)(和むよな)(そうですか・・・?)((うん))
(うーん・・・あ、二人はとても仲いいですよね)(え?なに突然。ちゃんびっくりだよ)(いやお前も結構話飛ぶからな。俺の気持ちわかっただろ)
(わかんない。ガイの気持ちなんて1ミクロもわかんない)(ふふっ・・・)(え?ちょっ、ガイのせいで笑われたじゃん!)(俺のせいなのかよ!)
(安心して下さい。二人のやりとりに笑っただけですから)((・・・))