「え、え〜〜〜〜!承太郎さんと同い年なんスか〜〜〜?!」

「あっ、はい、そうなんです!私と承太郎さんは同い年ですよ!」

「うわぁマジすか・・・てっきりまだ二十歳ちょっとかと・・・」

「えっ!そ、そうなんですか?あ、で、でもそうですよね・・・・・・私よく子供っぽいって言われますし・・・承太郎さんはあんなに立派な大人の男性になられたというのに恥ずかしい限りです・・・」

「いっ、いやいやいや!!承太郎さんが逆に落ち着きすぎるんスよ!実年齢より上に見えるっつーか・・・っだからそのあんたが子供っぽく見えるとかは全然なくて、なんていうかめちゃくちゃ可愛いっていうか・・・・・・っ!!」

「!か、可愛いだなんて・・・そんな風に言っていただけて光栄です・・・っ!ありがとうございます、仗助さん!」

「うっその笑顔がまた・・・・・・!つ、つか、俺のことは仗助でいっスよ!!俺のが年下だし、さん付けとかあんま慣れてねぇし・・・!」

「そ、それは駄目です!何て言ったって承太郎さんの叔父さんなので・・・・・・承太郎さんの血縁者の方には敬意を払うのは当たり前なのです!」

「え〜〜!そりゃ確かに承太郎さんの叔父かもしんねぇけど、敬意を払われるほどの人間でもねぇんでやめてくださいよマジで!あと敬語!それもなしで!」

「むむむ無理です!!」

「なんで!」

「はずっ、恥ずかしくてできません・・・っ!」

「え、ええ?」

「急にそんなこと言われても私絶対できないです・・・!」

「っ・・・わ、わかりました!じゃあちょっとずつ慣らしてってください!俺も付き合いますから!」

「あ、ありがとうございます・・・」

「試しにそうっスね・・・ほら、俺のこと仗助って呼んでみてください!」

「えっえっ!」

「ほら名前言うだけっスから!」

「ぅ・・・じょ、仗助・・・・・・・・・」

「・・・・・・っ!!」

「さん・・・・・・」

「っ、あ〜〜〜ダメじゃないスか〜〜〜!せっかくいい感じだったのに!」

「うううすみません・・・!」

「今日から地道に特訓しますよ!」

「は、はいー!」





「(うわぁうわぁうわぁ!!マジであの人可愛すぎだろ〜〜〜!!なんであんなに可愛いんだよ?!あれで承太郎さんと同い年で俺より12歳上・・・し、信じらんねぇぜ・・・!こう思ったらめちゃめちゃ歳上じゃあねぇか!でも俺にだって希望はあるよな!承太郎さんと一緒にいるけど付き合ってねぇって言ってたし・・・ここはアピールしまくって絶対振り向かせてみせんぜ!)」