「おい」

「話しかけないでください」

「このDIOにそんな口を利いていいとでも思っているのか？貴様は今囚われの身だというのに？」

「それが何ですか？私の口の利き方と囚われの身というのはイコールにはなりません。私が何を言おうと解放してくれる兆しを見せない貴方に何を言おうが別に構いませんよね」

「それはどうかな？貴様がこのDIOに従順になればここから出してやる・・・・・・それならばどうだ？もう少し口の利き方を利口にすべきではないか？」

「そうですね・・・そう言われれば、改めるべきでしょうけど・・・・・・私は貴方に従う気なんて更々ないので関係ないです。貴方に従うなんて死んでもごめんです」

「ほう・・・ならば、死ぬか？」

「仲間を裏切るくらいなら構いません。でも私だってただでは死にません」

「ふむ、何をする気だ？」

「そうですね・・・・・・・・・、えっと、あ、この館を破壊するとかでしょうか・・・」

「・・・・・・この館を？」

「はい。住むところがなくなってしまったら大変でしょう？」

「ふ、」

「？」

「っフハハ・・・！」

「？！」

「なんだそれは・・・！死ぬ前の抵抗が館を破壊することで理由が住むところがなくなると困るからだと・・・普通はこのDIOに一矢報いるか他のスタンド使いを調べるなりではないのか・・・！ククッ、貴様は本当に愉快な女だ！」

「(むっ)愉快じゃないです！私は真剣です！」

「わかったわかった」

「顔が笑ってます！」

「笑ってない・・・フハッ」

「や、やっぱり笑ってるじゃあないですか！」

「オ、オイ！叩くんじゃあないぞ！貴様の一発一発は重いんだ！」

「知りません！」

「イタ！や、やめろと言っているだろうがこのアホめ！」

「あなたがっ！あやまるまでっ！たたくのをっ！やめませんっ！」

「WRY？！？」