「花とかどうだ?」
「いらない」
「・・・・・・じゃあこのぬいぐるみは?」
「可愛くない」
「犬嫌いか?」
「好きよ。でもそのぬいぐるみは可愛くない」
「一応女の子に人気なぬいぐるみだったんだけどな・・・」
「私をその他大勢と一緒にしないでよ」
「!あっいや、違う!お前のこと他の女の子たちと一緒にしたわけじゃあないぜ!」
「シーザーさ、何したいの?私に何か話があって来たんじゃないの?」
「う・・・」
「まぁ私もシーザーに話したいことあったからここにいるんだけどね?」
「わ、別れ話なら聞かないぜ!」
「は?別れ話されたかったの?」
「違ぇよ!」
「あんたって結構どうしようもない馬鹿よねぇ」
「なぁ?!・・・・・・おいおい、俺のどこが馬鹿だって?JOJOじゃあるまいし俺は」
「JOJOのが賢いでしょうが。ああいう子は長生きするよ」
「そんな馬鹿な・・・」
「ねぇ、それで、いつになったら、あんたは私に、用件を、話してくれるの?」
「あ・・・あ〜・・・・・・ほら、シニョリータも俺に話があるんだろ?そっちからでいいぜ?」
「ほう・・・そう、そうきますか・・・へぇ」
「・・・・・・」
「じゃあいいわよ、てっとり早く済ませましょうか。私、今はあんたと結婚するつもりないから」
「ぇ・・・え?!?」
「当たり前でしょ。あんた今職業なによ?え?安定した収入は?ないよね?ないくせにプロポーズとかしてきた日にゃ私あんたぶっ飛ばすよ?」
「あ、いや、そのー、えーと、だな・・・」
「しかも、こんなこと私から言わせるなんて最悪だからね?自覚なさい?」
「はい・・・」
「でも、」
「?」
「私のこと幸せにできんのはシーザーだけなんだから、私がババアになる前にこの課題をクリアしてプロポーズしてよね」
「・・・・・・!!」
「と、いうわけでこれが私からの話だったわけだけど・・・シーザーのお話はなんでしょうか?」
「っ俺と結婚してくれ!!」
「マンマミヤー!ちゃんと話聞いてたのかこのスカタンッ!!」