「あら、こんなところで寝転がってどうしたの?」
「んーおー……なんだお前かぁ」
「失礼ね…ジョセフのお腹踏んじゃお」
「ギャッ!謝るからやめてくれ!」
「私相談あるんだけど」
「えーめんどくさそーう」
「これサッカーボール?」
「俺の頭だやめて!わかったわかった、お前の話聞いてやるからとりあえず痛いことしようとすんの全面的にナッシング?OK?」
「OK!シーザーのことなんだけど……」
「うわぁノロケ話なら俺は聞かねぇぞ?想像しただけでゾッとするぜ!」
「私結構短気なのってジョセフ知ってるわよね?」
「話続けてください」
「シーザーがやたらと私にプレゼントしてくるのよ…どう思う?」
「オーッノーッ!やっぱりノロケじゃねぇかー!ッゴフッ!!」
「うるさい」
「す、すみません……もう言いませんので腹踏むのはやめてください…」
「OK。しかもやたら指輪のカタログを持ってくるのよね…」
「それって…」
「?なにか心当たりある?」
「シーザーの奴、お前に結婚申し込もうとしてんじゃねぇ?」
「……え?」
「指輪だろ?指輪っつったらそういうことだろ?」
「えっ?」
「いやだから、シーザーの野郎はお前にプロポーズをしようとしてんじゃねぇかって!!」
「……なるほど…」
「どんだけ鈍いんだよ…」
「ふぅん………でも困るなぁ」
「は?」
「嬉しいけど困る」
「なんでだよ?」
「現実を見なさいよ……あいつは私を養うだけの金を持ってると思う?」
「思わねぇわ」
「ほらね!指輪より先にそういうの考えてほしい」
「そういうもんかねぇ?」
「女ってそういうもんよ」
「けどシーザーとは結婚する気あるんだよな?」
「ええ、当たり前でしょ?私を幸せにでるのはシーザーだけなんだから」
「わぁやっぱり最終的にはノロケなんじゃあねぇぅぐっ!!!」
「時より彼女は俺が好きなのか不安になるんだ…」
「安心しろ、お前はじゅうっっっぶん愛されてっから」
「え、そ、そうか?…って、お前の顔そんなに不細工だったか?」
「俺はハンサムだー!!テメーの彼女にやられたんだよ!!ホントにお前ら二人ともふざけんなよ!?」
「オイ!!シニョリーナへの暴言は許されないぜ!!」
「俺はテメェにも言ってんだよ!!!」